コーヒーオイルの効能・健康にいいのかな?
すぎた珈琲の焙煎士(@sugitacoffee)が書く、コーヒー専門サイトへようこそ。
珈琲の表面に油が浮いてきてるんですけど?
珈琲って油脂分が20%くらい入ってるんで問題ないですよ。
古いから油が浮くの?
ですね。焙煎が深くても油が表面に出ます。
アブラがダメってわけじゃないんですね。
コーヒーオイルは珈琲の美味しさの源です。
コーヒー豆ってじつは、20%くらい植物性のオイルで出来てます。。。まさしくアブラまみれです。
マンデリンの様に深煎りだと油👇浮くのじゃ
油分であるコーヒーオイルが、珈琲豆と茶の違いになります。
珈琲豆はオイルの中に美味しさの源を内包し、長期保存不可で生鮮食料品になります。茶葉は油を含んでいないのでコクが弱く、密閉して保存すると何年でも風味を保てます。
珈琲豆の長期保存には冷凍👇しかないのじゃ
健康にいいオイル・良くないオイル
皆さん、コーヒーを飲んで、気分が悪くなったり、おなかを壊したことはないでしょうか?
コーヒーを飲んで気分が悪くなるのは、カフェインが原因とされていますが、コーヒーオイルが酸化・腐敗していることが本当の原因です。
私、ブラック珈琲飲むとおなか壊すんでミルク入れないと飲めないの
カフェインの事を少し擁護すると、日本人は小さい頃から「お茶」を飲む習慣があります。
お茶はコーヒーと同じくらいカフェインが入っています。
そういった茶類を常飲する習慣があるので、自然とカフェインに対する耐性が出来上がります。
ですので、コーヒーを飲んで気分が悪くなるのはカフェインが原因ではなく、コーヒーオイルが腐敗しているからなのです。
(カフェインについては👇参照)
コーヒーオイルというくらいですから、珈琲豆はアブラの塊です。
しかし、珈琲豆は茶葉と同じく保存食品と勘違いされているので、常温保存されます。
お花や香木から蒸留された香水は、密閉された瓶などで保管されます。
一方、同じカテゴリーのコーヒーオイルは密閉もされず、冷蔵もされないで保管されます。
これが、体にいいオイルと、体に良くないオイルの分かれ目になります。
つまり、
健康に良い珈琲オイルは、作りたてで新鮮なオイル
一方
体に悪いオイルは、空気に触れて腐敗したオイル
となります。
クサッタ油を飲めば、お腹も壊すわね
(腐敗したオイルについては👇参照)
珈琲の3タテで新鮮オイルをゲット
珈琲好きの方なら、コーヒーを美味しく飲むための「珈琲3タテ」って聞いた事があると思います。
珈琲3タテって何かというと
- 焼きタテ
- 挽きタテ
- 入れタテ
の事です。
美味しいコーヒーオイルをゲッツするには
- 焙煎したての珈琲豆を買い
- 抽出直前にグラインドし
- 抽出後なるべく早く飲む
という事です。
蒸らしとはスチームの事
コーヒーオイルは、香水とかと同じ香油です。
香油ってどうやって抽出されているのかというと、水蒸気蒸留(スチーム)することによって精製されます。
(下の写真は昔の水蒸気蒸留器です👇)
どんな塩梅で水蒸気蒸留されるかというと、オイルの原料である花や香木に、水蒸気を当てて香油成分を分離させそれを集めるのです。
珈琲粉もこの機械で精製すれば、コーヒーオイルだけを選別して取り出すことができます。
しかし実際は、コーヒーは蒸らしという過程を加えてコーヒーオイルを分離させ、珈琲香油を取り出します。
(珈琲粉の蒸らし👇)
コーヒーオイルを沢山飲みたいのなら
- 高温のお湯で蒸らし
- 水蒸気が逃げない様フタをし
- 長時間(5分くらい)スチーム
沢山コーヒーオイルが分離して、オイルたっぷりのホット珈琲をゲッツできるよ。
(ドリップの手順は👇参照)
珈琲オイルはどんな作用を及ぼす?
実は、上記の水蒸気蒸留器で珈琲粉を蒸留した人がいます。
で、どんな感じになったかというと・・・
まず、純粋なコーヒーオイルを抽出した部屋に入ると、ものすごい覚醒作用があったそうです。w
で、かなりな興奮状態に陥ったと聞いています。
純粋なコーヒーオイルを飲む機会はないでしょうが、その効果効能は
- 覚醒作用
- 新陳代謝の向上
- 運動能力向上
- 計算能力の底上げ
がある事が科学的に証明されています。
(関連記事👇)
フィルターで珈琲オイルを調節
あと、フィルターの種類もコーヒーオイルの過多を決める要因になります。
つまり、
- ペーパーはオイル少なめであっさり
- ネルは舌触りのいい滑らかなオイル
- 金属フィルターは油たっぷり
といった感じです。
(金属フィルターの記事👇)
コーヒーオイルを沢山ゲッツできる、フィルターリンク集だよ。
(一般的なステンレス製フィルター👇)
コレス ドリッパー ゴールドフィルター コーヒー 1-10カップ用 C280
(微粉や油が少なく、ペーパーと変わらない仕上がりになる👇ゴールドフィルター)
(オイルたっぷり、カフェオレ向きの珈琲になる👇フレンチプレス)
(滑らかなオイル👇ネルフィルター)
まとめ
コーヒーオイルに関していろいろと書いてきました。
珈琲は別名「飲むかおり」と言います。
その名の由来は、コーヒーオイルの中にあります。
つまり、コーヒーオイルの中にはコーヒーのかおり成分である、珈琲アロマが溶け込んでいるからです。
(コーヒーアロマ👇の記事)
香水は体の表面につけるオイル。珈琲油は体の中に入れるオイルです。
以上で、珈琲オイルの話を終わります。
美味しい珈琲オイルを (σ・∀・)σゲッツ!! するには、焙煎したての珈琲豆を (σ・∀・)σゲッツ!!するんだよ。
(結構ヒツコイナ・・・)
焼立ての珈琲豆👇(σ・∀・)σゲッツ!!
(一般的なステンレス製フィルター👇)
コレス ドリッパー ゴールドフィルター コーヒー 1-10カップ用 C280
(微粉や油が少なく、ペーパーと変わらない仕上がりになる👇ゴールドフィルター)
(オイルたっぷり、カフェオレ向きの珈琲になる👇フレンチプレス)
(滑らかなオイル👇ネルフィルター)
読んでくれてありがと