コーヒーブログ・すぎた珈琲の千一夜物語

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ベトナムコーヒー練乳で甘いです

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すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。

 

最近立て続けにベトナムで工場を持っている経営者の方とお話をする機会がありました。

 

その話からすると、ベトナムから日本へ働きに来られている方は随分たくさん居られるようです。

 

回りで見かける外国人は中国系の方ばかりで、ベトナム人を見ることは全くないのですが、お客様からのお声を聞いていると2018年現在、日本はベトナムとの国交をかなり後押ししているようです。

 

その様な理由からかしれませんが、外国の珈琲を紹介しようと思ってリサーチすると、ベトナム珈琲はかなり上位に上がってきます。

 

という事で今回はベトナム珈琲に関して書いて行きたいと思います。( ^^) _旦~~

 

(日本人ソックリ?のベトナム人バリスタ) 

 
 
 
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ベトナム珈琲はロブスタを使う

 

ベトナム珈琲に関しては、10年前の2008年当たりからよく耳にするようになりました。

 

調べてみると、

ベトナム珈琲はロブスタ種を深煎りにして臭みを飛ばし、抽出したエキスに練乳を入れて飲む

という事が分かり、

 

「こりゃダメだな日本人の口にはどうやっても合わないわ」と感じたので、大して注意を払いませんでした。

 

(下動画はロブスタ種の栽培)

 
 
 
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ロブスタはインスタントの材料

 

ロブスタ種は珈琲の品種の一つで主にインスタント珈琲に使われます。

 

アラビカ種と違って病気に強く、生産量は4倍くらいです。

 

またロブスタは高温多湿の低地向き品種なので、熱帯雨林気候のベトナムで栽培されているコーヒーの9割以上はロブスタです。

 

珈琲豆の生産量だけを見ればブラジルに次いで世界二位を誇っています。

 

そんな訳で、ベトナム珈琲で使われる物はロブスタと思って間違いないです。

 

ロブスタの風味はアラビカと比べて弱くて臭く、深煎りアイス珈琲やエスプレッソ、香料を入れる缶コーヒー、多量生産のインスタント珈琲として使われることがほとんどです。

 

(インスタント珈琲に関しては下ブログ参照)

 

ベトナム人は日本人と似ている? 

 

ベトナム人の真面目な気質や緻密な性格は、日本人と相性が良いです。

 

ベトナムの工芸品は大変繊細で、手先の器用さや真面目な国民性が互いの国交を加速させています。(中国人労働者は大ざっぱらしいです)

 

日本の工場が多量にベトナムに進出しているのは、ベトナム人の手先の器用さと真面目な性格が要因なのでしょう。

 

(緻密なベトナムの建築物)

 
 
 
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私のお店でもベトナム人雇うなら紹介するよと言われました。(近畿圏内でベトナム人労働者を雇いたい方はご連絡ください)

 

日本人観光客もたくさんベトナムに行っており、そんな事情でベトナム珈琲が短期間のうちに日本へ広まりました。

 

(組写真をご覧ください)

 
 
 
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ベトナム珈琲の作り方

 

ベトナム珈琲を作るにはロブスタ珈琲豆がいるのですが、別にわざわざ風味の乏しい珈琲を使う事もないでしょう。

 

代替えのマンデリン深煎りで十分です。

 

(マンデリンは下リンクから買えます) 

 

ベトナムはフランスの植民地だったので、使う器材はフランス式のパーコレーターです。(下商品参照)

 

 

フランスではカフェ・オレで珈琲を飲むのが一般的ですが、熱帯地方のベトナムでは牛乳がすぐに腐ってしまうので、代わりに練乳が使われるようになりました。

 

カップに練乳をたっぷりと入れた後、濃厚な珈琲を上から落とすと出来上がりです。 

 
 
 
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濃厚な珈琲と甘い練乳がマッチして、熱帯気候のベトナムで飲むと美味しく感じます。

 

まとめ

 

最近よく耳にするベトナム珈琲に関していろいろと書きました。

 

ベトナム人労働者は大変真面目で、勤めている工場や生活圏からあまり外出しないようです。

 

見た目や気質も日本人とよく似ているため、立っているだけでは見分けが付きません。

 

しかし、日本と文化的に似通っているからでしょうか?、妙にシンパシーを感じてしまいます。(木の文化や陶器の文化)

 

これからますます両国民が交わって行く事になるのではと思っています。

 

 
 
 
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。<m(__)m>

 

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