コーヒーとガン・リスク上る?予防する?肝臓への特効薬!
すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書く珈琲専門サイトへようこそ。
珈琲を飲むことが癌の原因になるのか、はたまた癌を抑制するのか、長年論争されてきました。
(珈琲と癌の因果関係に関する論文👇)
2018年現在、コーヒーはがん発生の要因ではなく、逆にさまざまなガンの抑制作用がある事が定説となっています。(珈琲屋廃業しなくてすみましたw)
この記事では珈琲がどのようなガンに対して効果的なのか、またコーヒーをどのように取り入れると、癌に対して最大限効果を発揮するのか書いて行きます。
珈琲は肝臓がんのリスクを激減させる
珈琲の常飲で最も効果を発揮するのは、肝臓癌に対してです。
一日5杯以上珈琲を飲んでいる人は、飲まない人に比べると、肝臓がんになる確率が四分の一以下になります。
(国立癌研究センター引用👇)
珈琲の摂取は、肝臓がんだけでなく、肝硬変・C型肝炎・脂肪肝などの、あらゆる肝臓病リスクを激減させます。
肝臓病に対しては2018年現在、有効な治療法がなく、そんなわけで日常的な珈琲摂取は唯一と言ってよい肝臓養生法になります。
(下は関連記事です👇)
アルコールを沢山飲んで、肝臓病になった人は、珈琲摂取をお薦めします。
大腸がんを抑制する珈琲
コーヒーを日常的に飲むと消化器系の癌、特に大腸がんの予防に絶大な効果を発揮します。
ハムスターの実験では、発癌物質を与えたハムスターの大腸がん発生率が40%だったのに対し、クロロゲン酸(珈琲に含まれるポリフェノール)を一緒に与えた場合、大腸がんの発生率はゼロ%になりました。
(引用論文👇)
また、上記研究では発癌物質を与えたラットの肝臓がん発症率が78%であったのに対し、コーヒーを同時に与えたラットの場合は、22%まで抑えられました。
動物実験でも、肝臓には珈琲が良い効果をもたらすことが確認出来たわけです。
あらゆる癌リスクを軽減する珈琲
珈琲ポリフェノールは非常に強い抗酸化作用があります。
これらの抗酸化作用は、肝臓・腎臓に最も効果を発揮します。
肝臓病のほとんどは、発端がC型肝炎やB型肝炎などの細菌です。
珈琲の抗酸化作用は細菌性の病気に対して、効果を発揮するという事になります。
これは、あらゆる病原菌に対して、珈琲クロロゲン酸が効果的であるという事です。
珈琲の非常に強い抗酸化作用が、肝臓がん・大腸がんだけでなく、肺がん・甲状腺がん・心臓癌・膀胱がんにも効果を発揮するゆえんです。
(珈琲ポリフェノールは下参照👇)
(ポリフェノールたっぷりの珈琲を買う👇)
カフェインにはガン抑制効果はない?
癌の抑制作用ですが、お茶には余りありません。
これはコーヒーとお茶に共通の成分、カフェインにはがん抑制作用がないという事になります。
がん抑制効果は、抗酸化物質にそのキーがあるのです。
つまり、コーヒーの2大抗酸化物質、珈琲ポリフェノールとコーヒーアロマが作用して、あらゆる癌の発生率を下げているのです。
(珈琲アロマに関しては下記事参照👇)
コーヒーの抗酸化作用は、肝臓がん・腎臓がん・大腸がん・肺がん・前立腺がん・心臓癌に効果がある事が認められていますが、これらの抗ガン作用はコーヒーに含まれる抗酸化物質による物なのです。
(珈琲アロマが豊富なモカを買う👇)
沢山飲むには新鮮なコーヒーを
がん抑制を期待して珈琲を飲む場合、一日5杯以上とる必要があります。
一日5杯以上珈琲を飲む場合、農産物であるコーヒー豆が農薬まみれだと、逆に癌を進行させてしまいます。
また焙煎鮮度が悪く、コーヒー豆が酸化・腐敗していると、癌を抑制するどころか体を悪くしてしまいます。
(鮮度の悪い珈琲に関する記事👇)
がん抑制に効果があるのはオーガニック・ファアトレード・スペシャルティ珈琲などの自然栽培珈琲です。
また、注文後焙煎してくれるコーヒー豆屋で、コーヒーオイルが腐敗していない新鮮な物をお買い求めください。
(有機・ファアトレード珈琲豆を買う👇)
まとめ
珈琲と癌の関係について、いろいろと見てきました。
2000年当初、長年続いてきた珈琲論争・タバコ論争に終止符が打たれました。
つまり、タバコと癌の因果関係が突き止められ、タバコは害毒のある嗜好品であると分かりました。
一方、癌と珈琲の因果関係も疑われていましたが、実験の結果コーヒーには抗がん作用がある事が分かり、濡れ衣を晴らすことが出来たわけです。
同じ嗜好品であるにもかかわらず論争の決着を境に、タバコは規制対象となり、珈琲は健康食品として脚光を浴びる事になるのです。
抗酸化作用の強い珈琲を、まとめてリンクしておきます。
宜しければご利用ください。
(ポリフェノールたっぷりの珈琲豆👇)
(珈琲アロマが豊富なモカ👇)
(安心安全の有機・ファアトレード珈琲豆👇)
上記の珈琲はすべて注文後焙煎、翌日到着の新鮮コーヒー豆です。