コーヒー飲みすぎると?症状の原因は?
すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。
ずっと前から気になっていることがあって。。。
それは、コーヒーを沢山飲む人の中で、結構な割合で体を壊す人がいる事です。
そういった方は大抵こんな風に思っています。
”やっぱ珈琲飲み過ぎるとダメっぽいよね。カフェインが悪いんかな?これからは控えよーとっ”
この言葉を見るたびに・・・?
となります。
それは、
10年以上毎日(08:00~寝る直前の24:00)、コーヒーやカフェオレをチビチビ飲みながら過ごしている私が、一度も気分が悪くなったことがないからです。
「そりゃテメーはコーヒー屋だろーから特別にカフェイン強いんだろ!」
という心の声が聞こえてきましたw
そんな方は、まず下の記事をご覧くださいw
珈琲に入っているカフェインが、体調を悪くしているのは勘違いです、という事を説明してます。
それでここ数日、なんで珈琲沢山飲んで、体調悪くする人が多いのかなーと、考えていました。
それでやっぱり
コーヒー飲んで体を悪くする原因は、珈琲豆の質が悪い
という結論に達したわけです。
今回はそんなことをまとめて記事にしてみました。(^_-)-☆
その珈琲豆いつ焙煎したの?
質の悪い珈琲を飲むから、体調を崩すんだよーと言う仮説ですが、まず私達(妻のネコママと筆者の私)スターバックスの珈琲を飲むだけで下痢します。
スターバックスさんに恨みもなければ、やり玉に挙げる気もないんですが(結果としてやり玉に挙げてるか…)シアトルで焙煎して、船で日本に運んで、それからおもむろにトラックで日本全国へ郵送している焙煎豆は多分焼いてから一か月以上たっています。(2018年現在のスタバの仕様です)
珈琲豆は油の塊なので、常温で保存していれば、普通にコーヒーオイルが酸化・腐敗します。
腐敗しているオイルを飲めば、そりゃ気分も悪くなるし、下痢もするし、体調も悪くなります。(下記記事参照)
という事で、まず
珈琲飲んで体調を悪くする一因は、焙煎鮮度がよくない物を飲んでいる
という事です。
焙煎鮮度ですが、
少なくとも焙煎してから一か月以内に飲む。もしくは密閉した後、冷凍保存してコーヒーオイルが腐敗していない物を飲む。
事を心がければお腹を壊すこともないと思います。(/・ω・)/
冷凍保存の事は、下の記事を参照してください。
焙煎珈琲豆の賞味期限は一年間
恐ろしいことに日本では、アブラの塊である焙煎珈琲豆の賞味期限が、一年間もあります。(欧州では2年間)
つまり、焙煎した日から、一年間も常温保存しているコーヒー豆を売っても良いことになっています。(/・ω・)/
珈琲豆の裏に貼ってあるシールを一度ご覧ください。
キット賞味期限の刻印が押してあると思います。
上の豆がいつ焼いたのかはすぐにわかります。つまり、
賞味期限ー1年=焙煎日
上のシールでは2018年11月2日が焙煎日という事です。
次回から珈琲豆を買われるときは、焙煎した日から一か月以内の物をお買い求めください。
そして、焙煎した日から一か月以内に飲み終わってください。(もしくはすぐに冷凍庫へ)
上記の事をするだけで、お腹を壊すこともなくなるでしょう。
自然栽培コーヒー飲んでる?
次にコーヒー飲んで体調を崩す原因は、生豆が化学物質マミレである事が考えられます。
どういうことかというと、
農薬と、化学肥料をたっぷり吸った珈琲豆
かもしれないってことです。
うちのお店は平群って素晴らしい田舎にあるんで、農家さんがとっても多いです。
そんな訳で、いろんな農産物に触れる機会があります。
そりゃ色んな農業スタイルがあります。
芋とか、カボチャとか、玉ねぎは地下に生えるんで、殆ど農薬使わなくても育つそうです。
しかし、平群特産の小菊や、なすび、イチゴなんかは、めちゃめちゃ農薬を使います。
いろんな方からいろんな話を聞いて要約すると
農薬を沢山使う農家さんは癌になりやすい。
という事が考えられます。(下記事参照)
珈琲豆も元をたどれば農産物なんで、いろんな栽培方法があります。
農薬たっぷり使って、化学肥料もたっぷり使って、育てているコーヒー農園もあれば、山岳地帯で害虫がほとんどいない場所で、自然栽培している珈琲農家さんもいます。
当店が扱っているような、スペシャルティ珈琲の栽培地は大体、ガテマラの様な山岳地帯が多いです。(下記事参照)
特に沢山珈琲を飲まれる方は、なるべく自然栽培された珈琲を選んだ方が良いです。
珈琲に限らず、自然栽培で作られた農産物は、とても美味しくて、とても体にいいです。
それ生焼けなんじゃね?
最後に、コーヒー飲んで体調を崩す原因の一つ、適切な焙煎度合でない、
生焼けの珈琲を飲んでいるかも?
という事を書いて、終わりにしたいと思います。
上で書いた珈琲豆の賞味期限の話ですが、生鮮食料品である珈琲豆を、無理やり1年間、日持ちさせるために、ほとんどの珈琲豆屋では素晴らしく浅煎りで焼いていることが多いです。
理由は簡単で、深く炒れば炒るほど、早く痛むからです。
焙煎コンテストなんかも、
珈琲を美味しくする為の焙煎でなく、2年間日持ちさせる技術を競うもの
になっています。(ヨーロッパ・アメリカ基準では、2年間が賞味期限なので、審査員もそれを基準にして採点する)
心あるヨーロッパの審査員が、焙煎のスタンダードを2種類(深煎りと浅煎り)作れば?という提案をしたことがあるそうですが、速攻バッシングされていました。
まあ、流通を担っている方からすれば、2年間が焙煎珈琲豆の賞味期限だとめちゃめちゃ都合がいいでしょうね。
その辺は今更言っても仕方ないので、消費者の方が賢くなるしかありません。
焼立ての珈琲豆しか、買わないという風潮が作られれば、大きな販売店も変わっていくと思います。
まとめ
最後におすすめの珈琲豆屋を紹介したかったのですが、正直当店しか思い浮かびません。
つまり、
焼きたてで、自然栽培で、豆に最適な焙煎度合いである焙煎屋
が、うち以外では一件も思い当たらないのです。
ここのところは、もしかしたら世間は広いので、出てくるかもしれません。おすすめの焙煎屋を発見しましたら、書き足していくかもしれません。皆様の情報お待ち申しております。(^_-)-☆
うちの珈琲って、ひんぱんにタケーと言われます。
が、コスト計算しても、一日8杯飲んで500円くらいです。
タバコひと箱くらいかな?
500円で、体を壊さないで済む珈琲を、一日中飲めるって考えれば安いかも?と思う次第です。(/・ω・)/
あと、はてなブックマークですが、昨日から外しました。
理由は、二カ月間ハテブの効果を見てたんですが、あんま感じられなかった事と、どうせ押してもらえるなら、ツイッターボタンの方が効果が期待できるからです。
今回の記事はいかがでしたか?
日々、コーヒーや道の駅に関する記事を書いています。(たまに、日常の事も)
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