コーヒーブログ・すぎた珈琲の千一夜物語

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コーヒーで頭痛は治る?

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すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。

 

今回は、妻のネコママのリクエスト記事です。

 

ズバリ、珈琲は頭痛に効くか?です。

 

答えを先に言うと、効きます。

 

とりあえず効くんだけど、どんな風に効くか?、なぜ効くのか?、珈琲のどんな成分が頭痛に効くか?という事です。

 

そのあたりを経験とデータ、いろんな方の意見を交えて解説したいと思います。

 

頭痛持ち?紅茶でなく珈琲飲みな

 

義母は薬剤師でした。

 

薬剤師の義母は、嫁のネコママが頭痛持ちと聞いて、「紅茶でなく、珈琲飲むように、珈琲は頭痛に効くから」と述べたそうです。

 

妻のネコママにその辺のことを聞くと、もともと珈琲を飲み始めたのは、”頭痛を治すため”、だったそうです。

 

特に珈琲が好きだったから、飲み始めたわけではなく、何とかつらい頭痛を和らげたい一心で、コーヒーを飲み始めたと言っていました。(昨日は定休日で珈琲飲んでないから調子悪いといってます)

 

 義母一家は全員紅茶党です。

 

家庭内で珈琲を飲む習慣は無いそうです。

 

しかし、頭痛持ちのネコママにだけは、珈琲の常飲を薦めたそうです。

 

カフェインを取るだけなら、紅茶などの茶類で十分です。(カフェインに関しては下記記事参照)

 

 

しかし何故わざわざ、今まで飲んでこなかった珈琲を、現役薬剤師の方が薦めたのでしょうか?

 

その辺が謎ですが、ネコママは頭痛緩和の為に、珈琲を飲むように言われただけで、なぜコーヒーが頭痛に良いのかまでは、教わらなかったそうです。

 

珈琲の主成分は3種類

 

 薬剤師の義母は、とりあえず「主にカフェインが頭痛に効く」とだけは言ってくれたそうです。

 

しかし、薬剤師の方が紅茶にも同量のカフェインが入っていることを知らないわけはありません。

 

ですので、

珈琲にはカフェイン以外に頭痛に効く成分がある

という事になります。

 

ホット珈琲にはカフェイン以外の主成分として、あと2種類入っています。それは

ポリフェノールとトリゴネリン

です。

 

上記の2つがカフェイン以外にも頭痛に効く成分であるという事です。

 

茶

茶類には珈琲と同程度のカフェインがある

 

カフェインは血行を促進する

 

珈琲の主成分、

カフェイン・ポリフェノール・トリゴネリン

三つのそれぞれの効能を見てみると

 

 カフェインを飲むと血管が収縮します。

 

血管が収縮すると、結果として血行が改善されます。

 

もともと、

頭痛の主な原因は、血管拡張によって引き起こされたもの

なので、拡張した脳の血管を逆に、収縮してくれるのですから

カフェインが血管拡張性の片頭痛に効果がある

のは、当たり前っちゃ当たり前です。

 

実際、薬局などで処方されている頭痛薬には、大抵カフェインが入っています。

 

これがカフェインが頭痛に効く要因です。 

血管

カフェインは血行促進する

 

ポリフェノールは若返りの元

 

ポリフェノールという言葉、度々聞かれていると思います。

 

それほど、有名な良い成分の代表という事です。

 

実は、

日本人はこの良い成分代表のポリフェノールを、主に珈琲から取っています。

 

フレンチパラドックスで有名なフランス人は、赤ワインからポリフェノールを取っています。

 

一方日本人は、若返りの成分ポリフェノールを主に珈琲から摂取しているのです。

 

珈琲の主成分、ポリフェノールの作用としては、アンチエイジングがあります。

 

つまりボロボロに錆びついてしまった脳血管を若返らせてくれるわけです。

 

この作用が、長期的に頭痛を和らげてくれるわけです。

 

フレンチパラドックス

フランス人はワインでアンチエイジングする

 

トリゴネリンは脳神経を再生する

 

 最後にコーヒーの三つ目の主成分、トリゴネリンに関してです。

 

トリゴネリンって、実は2007年ぐらいから、すごく注目されている栄養素なのです。

 

一時は、脳細胞を唯一再生してくれる物質としてメディアで取り上げられ、「トリゴネリン入り珈琲下さい」と言うお問い合わせが度々あったほどです。

 

トリゴネリン自体は、どんな珈琲にも含まれているので、普通のレギュラーコーヒーを飲めば、間違いなくトリゴネリンを摂取することができます。

 

トリゴネリンは熱に弱いとか、一時言われていましたが、加熱によっても半分以上はその形態を維持できるので、グリーン珈琲の様な生豆を煎じて飲む必要もありません。 

 

 

 トリゴネリンの作用は、脳神経細胞のシナプスの成長を促してくれることです。

 

つまり、

老化で失われてしまった、脳神経同士のつながりを再生してくれる

訳です

 

細胞同士をリンクするってことですね。

 

新たにリンクでつながれば、新たな機能が出来ます。

 

記憶や運動神経も、もともとは神経細胞同士のリンクによって形成されるので、シナプス結合の促進は、人間らしさを取り戻す事でもあります。

 

これが、痴呆にトリゴネリンが効果的だと言われるゆえんです。

 

 

神経同士の細胞が再リンクされると、そこに新たな血流が生まれます。

 

一時的に血行不良によって死絶えた場所にも、新たな生命が宿るってことですね。

 

失われた血流を再度呼び戻すことで、脳全体の健康も促進されて頭痛が緩和されるわけです。

 

 まとめ

 

 頭痛って辛いですよね。

 

特に女性は、慢性的な頭痛に悩まれている方が多いです。

 

そんな方は頭痛薬でなく、フレッシュなレギュラーコーヒーを飲むことをお薦めします。

 

気圧が変化する雨の前とか、低気圧が張り出す気候の変わり目、台風が来るときなどは、血管拡張性の片頭痛が起こりやすくなります。

 

そういったときに予防として、コーヒーを飲んで備えて置くというのも、非常に有効な手段だと思います。(^_-)-☆

 

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今回の記事はいかがでしたか?

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