コーヒーと運動の関係は?前と後どっちがいいの?
すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。
秋ですね。秋と言えばスポーツの秋なのでしょうか?
収穫の秋でもありますね。
何にせよ、色々な行事をするのに良い頃合いという事なのでしょうか?
珈琲は仕事の能率を上げてくれる効果がある事は、周知の事実ですが、運動の前後に珈琲を飲むと良い効果がある事も、スポーツマンの間では知られています。
よく例に挙げられるのは、メジャーリーガーのイチローの話です。
彼は、試合に出る一時間前にコーヒーを飲むことを習慣にしていたそうです。
そうすることによって、試合に臨んだ際、最高のパフォーマンスが発揮出来ることを経験上知っていたのです。
今回はコーヒーと運動の関係について書いていきたいと思います。( ..)φメモメモ
珈琲は合法的なドーピング?
以前地元のサッカーチーム奈良クラブへ、珈琲の差入に行ったことがありました。
練習後の選手の方に飲んでもらったのですが、GMはあまり良い顔をしませんでした・・・?
よく話を聞いてみると、「ドーピング検査に引っかかるかも?」という事でした。
アマチュア選手なら、そんなことは気にもしないことですが、プロは色んな所に気を使わなくちゃいけないんですね。
一般のアスリートには、あずかり知らぬ世界です。
じゃあ、”試合前にコーヒーを飲んでいるイチローはどうなんだろう?”、という疑問が頭をよぎりましたが、後で調べてみることにしました。
帰ってから調べてみると、2018年現在では、珈琲を試合前に飲むことはプロスポーツマンも許されているという事が分かりました。
ドーピング検査がある方も、これからは気兼ねなく合法的に、珈琲ドーピングして、ください(/・ω・)/
合法的とはいえあまり過剰に取ると、カフェインに酔ってしまうかも知れません。
日本人なら一度に3杯までが良いでしょう。
また、カフェインの効き目は飲んでから約30分後に出てきます。
もし効果を最大限に享受したいのでしたら、運動を始める30分前に飲むと良いです。(アマチュアの方なら、そんなこと気にしなくていいと思いますが。。。)
運動時の珈琲の効果は?
合法的なドーピングとはいえ、その効果はかなり期待できます。
まず、血管の収縮によって、血流が盛んになり心肺機能がかなり強化されます。
血流の活性化といえば、一時水泳の選手がピチピチのボディスーツを着て、世界新記録をボコボコに出していたことはよく知られていることです。
ボディスーツによって、体を締め付けると血流が無茶苦茶に活性化されて、身体機能があほみたいに上がるのです。(今は禁止されています)
血管の収縮作用のあるカフェインは、それと同じ効果が期待できるという事です。
これって今流行りの、加圧エクササイズと一緒ですね。
血流を制限して、逆に血行を無茶苦茶に促進して運動の効果を激増させるエクササイズです。
カフェインは体内でこれと同じことをするわけです。
珈琲で集中力が増す
珈琲の成分は神経系に働きかけて、反射神経や判断力の強化、集中力も増加します。
珈琲を飲めば計算力が約10%アップする研究結果が出ているので、運動する際に必要な反射神経にも働きかけて、それを強化しているわけです。
神経系の強化は、運動能力をかなり底上げしてくれます。
火事場のバカ力は、極限の集中力によってもたらされる
訳なので、珈琲によって集中力が増せば、自身の能力をかなり割り増しして、発揮できます。
珈琲は脂肪分解を促進する
珈琲は体内脂肪の分解を促進します
脂肪の分解と言えば、すぐにダイエットという言葉が頭に浮かびますが、それだけでなく持久力もかなりアップします。
ダイエットに関しては下の記事を見て下さい
運動時のエネルギー源ですが、最初の30分はグリコーゲンが主要エネルギーです。(炭水化物ですね)
しかし、グリコーゲンはすぐに枯渇してしまうので、次に脂肪が使われます。
30分以上運動しないと、ダイエット効果(脂肪が減る)がないと言われているのはこのためです。
しかし、運動前にコーヒーを飲むと、脂肪の分解を促してくれるので、かなり早い段階で、脂肪を運動エネルギーとして使うことができます。
因みに脂肪エネルギーは、グリコーゲンエネルギーの40倍以上蓄積されているので、持久系のアスリートには効果てきめんです。
珈琲からカフェインを取ろう
ただ、カフェインは運動能力や、計算能力を底上げしてくれますが、タブレットの様な純粋な結晶からとると、副作用がでて良くないです。
同じカフェインを取るにしても、お茶や、コーヒーなど自然にあるものから、ミネラル分と一緒に取る事をお薦めします。
純粋な結晶を取ると、逆に体のミネラルを消費してしまうので、長い目で見ると逆効果です。
カフェインにせよ、その他の食品にせよ、自然に生育している物からミネラルも一緒に取ることをお薦めします。
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珈琲は運動後も効果がある
食事の珈琲に、ビフォー・アフターがあるように、運動時もビフォー・アフター珈琲があります。
淹れたての珈琲には、抗酸化物質のアロマ成分と、ポリフェノールが豊富に含まれているので、溜まった乳酸を除去してくれ、リラックス効果と相まって、疲労回復に絶大な効果を発揮します。
運動後のダウン時に、ストレッチと珈琲を組み合わせると、非常に良い効果が期待できます。
(運動はアフターケアが一番大切)
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まとめ
運動と珈琲の組み合わせ方や、その効果を書いてきました。
珈琲を運動に組み込むには、開始30分前に飲むのが一番効果があります。
また、疲労回復もかなり期待できるので、エクササイズ・カリキュラムに新鮮な珈琲を取り入れるのは、プロアマを問わず大いに推薦すべきだと考えております。
最後まで読んで下さりありがとうございました。<m(_ _)m>
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