コーヒーブログ・すぎた珈琲の千一夜物語

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コーヒーはカロリーゼロですか?

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すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。

 

カロリーを気にされている方って、結構います。。。

 

カロリー気にしている方って、要するに

目の前の食品をたべて太るかどうか

を気にしているわけですよね。

 

うむー。。。

 

説明する道のりが長い。。。

 

今現在のスタート地点は

①珈琲ってカロリー含まれてる?

②高カロリー食品タベルと太る?

③で、ぶっちゃけ珈琲って太るん?

だと思います。

 

 一方、ゴール地点は

①珈琲にはカロリーが含まれていない

②高カロリーを取っても太らない

③珈琲を飲むと太ることもある

意味わかんね。。。ですよね

 

 
 
 
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よろしければ、スタートからゴールまでお付き合いください。(/・ω・)/

 

脂肪は良い人

 

まず、カロリーゼロとか、何とか言う前に、”太るシステムってなんだ?”を解説したく思います。

 

太るって、要するに脂肪が増えるって事ですよね。

 

筋肉マッチョになっても、太るとは言いませんし。(体重は増えるけど)

 

脂肪がつくシステムとは、余った栄養を蓄えるために、インスリンが分泌されて栄養素(カロリー)と結びついて、脂肪として体に蓄える事です。

 

脂肪を親の仇のように思われている人がいますが、すべてはより長く生存するために出来たシステムってことです。

   

カロリーって何?

 

で、次に問題のカロリーさん。

 

カロリーって、どうやって決めてるかご存知の方は余り居ないと思います。

 

カロリーの決め方は、食物を燃やしてその発する熱量を測り、多い物を高カロリー、余り燃えなかった物を低カロリーといいます。

 

聡い方なら、この時点でカロリーって意味ねーって気づかれたと思います。

 

本来カロリーを定義づけするなら、

人が食して、どれだけその食品でATP(生命エネルギー)を産出できるか?

にしなければなりません。

 

この時点でカロリーって意味をなさなくなっているわけですw

 

三大栄養素の話

 

食品を語る上で、いつも出てくる栄養素は3つあって、脂質・蛋白質・糖質と呼ばれています。

 

上の3つを総称して、三大栄養素と呼んでいます。

 

で、それぞれの栄養素はカロリー算出されていて、

脂質(g/100g)×9kcal/g・蛋白質(g/100g)×4kcal/g・炭水化物(g/100g)×4kcal/g

となっています。(下記参照)

(2008年2月発行)加工食品の熱量の算出方法について

 

脂肪を食べたら太るよって言われている要因はこれにあるわけですね。

 

つまり、脂質が一番カロリーが高いので(燃やすと一番熱が出る)、多食すると太るよってなわけです。

 

カロリー神話では、1日に必要なカロリー以上の物を食べると、余ったものは脂肪になるから高カロリーの脂質は控えましょう

となります。

 

でも、脂質って油なんだから燃やしたら、そりゃ盛大に燃えますよね。

 

だからと言って、脂質が体の中で燃える訳ありませんw

 

(脂肪は食べても太らない) 

 (たべて太るのは糖質) 

 

インスリンが反応する栄養素

 

体に脂肪がつくシステムは簡単で、分泌されたインスリンと、余った栄養素が結合して脂肪になるのです。

 

で、なんでインスリンが分泌されるのかというと、

糖質(甘い物)に反応して血液中の高い血糖を取り込むためです

長期間の高血糖は血管を炎症させ、死をもたらすのです。

 

ようは、糖質(炭水化物)さえ取らなければ、インスリンは過剰に分泌されないので、太る事もありません。

 

避けるべきは、脂肪(高カロリー)ではなく、糖質だったのです。

 

もしダイエットに取り組まれている方がいましたら、今日からでも遅くないので、脂質ではなく糖質を控えるようにした方が痩せます。

 

 

因みに、蛋白質を食べても、全くインスリンが分泌しないと言う訳ではありません。

 

インスリンが反応しやすい順番に、三大栄養素を並べなおすと、①糖質←②蛋白質←③脂質、となります。(インスリンは主に糖質に反応する)

 

ぶっちゃけ、純粋な脂質(アブラ)をいくらとっても、インスリンはほとんど分泌されません。

 

ただ、すでに分泌されているインスリンは、脂質と結合するので、ご飯(糖質)と一緒に焼き肉(脂質)を食べると最悪です。

 

ごはんでインスリンがドバーとでて、ドボドボでたインスリンと焼き肉(脂質)が結びついて、ごっつい脂肪になります。

 

ヘルシーに焼き肉を食べるコツは、肉と野菜だけ食べて、ごはんと麺は食べないことです。

 

 
 
 
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 焼き肉(脂質)だけなら太らない

 

珈琲は血糖値をあげる

 

長年糖尿病を患っている、お医者様から直接お話を聞いた事があって、カフェインは血糖値を上げるらしいです。

 

 

どれくらい上がるのかというと、20くらいだそうです。

 

ホット単体で20上がるとなると、お砂糖入りのホットを飲むと、かなりリスキーな値になります。

 

正確に測ったわけではないですが、もしさらに食品添加物のコーヒーフレッシュも入れると、複合作用で血糖値150は行くと思われます。

 

血糖値150は、健康な人なら気にしなくても良い値ですが(ご飯1膳で血糖値200を超える)糖尿病予備軍の方は憂慮すべき値です。

 

珈琲の飲み方ですが、血糖値を上げたくないダイエット中の人は、ストレートで飲むか、純粋なミルク(牛乳・バター・生クリーム)を入れて飲むことをお薦めします。


 

日本人は、コーヒーフレッシュが大好きです。

 

コーヒーフレッシュの中身は植物性油脂と白い着色料です。

 

要するに食品添加物と言われている物です。

 

食品添加物はそれだけで血糖値を上げます。

 

 特に甘味を増幅している甘味料は最悪です。

 

 

上の商品はカロリーゼロの甘い甘味料ですが、血糖値は上がります。

 

しかも、インスリンが結合すべきブドウ糖を含んでいないので、インスリンだけ取り残されます。

 

インスリンが意味なく血液中に漂うので、インスリン分泌異常を起こします。

 

要するに糖尿病になるわけです。

 

糖尿病になりたくなくて、人工甘味料を食べてるのに、逆にインスリン異常を引き起こしているわけですね。

 

本末転倒とは、このことを言うのでしょう。

 

まとめ

 

コーヒーのカロリーについてのお話が、随分と長い旅路になったような気がします。

 

コーヒーはストレートで飲む分には、カロリーなど気にしなくても良いです。

 

しかし、ひとたびお砂糖やコーヒーフレッシュを入れると、リスキーな飲み物に変化します。

 

コーヒーはストレートで飲むか、ミルクを加えて飲む方が良さげですね。(/・ω・)/

 

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。<m(_ _)m>

 

 今回の記事はいかがでしたか?

 

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