コーヒーアレルギーって何?
すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。
コーヒーを飲んで気分が悪くなる人が本当に多くて、珈琲豆屋をやっていると悲しくなります。
気分が悪くなる原因は大抵、①カフェインがダメなのかな? ②キット珈琲アレルギーなんだわ と思われているからです。
今までずっと珈琲が好きで好きで飲み続けていたのに、急に体が受け付けなくなってしまう方も非常に多いです。
特に缶コーヒーを飲んでいて、急に胃が重くなったり、胸やけがしたりして、珈琲が好きでたまらないのに、止む無く大好きな珈琲を断念される人を見ていると、本当に悲しくなってしまいます。( ;∀;)
(カフェインの誤解を解きたい方は下のブログを見て下さい)
今回の記事では、缶コーヒーやインスタントコーヒーなどを飲み続けていて、なぜ急にアレルギーを発症したみたいに、珈琲を受け付けない体になってしまうのか、全力で解説したいと思います。(/・ω・)/
缶コーヒーはコーヒーではない
缶コーヒー好きの方には申し訳ないのですが、まず缶コーヒーはコーヒーではありません。
じゃあ何なのかというと、「コーヒーの風味を人工香料で作り出した飲み物」です。
私の叔父が食品に添加する香料を調合する仕事をしていたので、直接話を聞いた事があるのですが、そのおじ曰く
「どんな味の物も人工香料で作り出すことができる」
と申しておりました。
特に缶コーヒーは人工香料無しでは、珈琲の風味を再現することは不可能です。
それほど、珈琲の風味と言う物は繊細で、直に飛んでしまうという事です。
いくら努力しても、缶コーヒーに珈琲本来の風味を閉じ込めることは出来ません。
私達が缶コーヒーを飲んで、「いい香りだわー」と言っているのは、99%人工香料の風味です。
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缶珈琲はどれくらい珈琲か?
じゃあ、缶珈琲には珈琲は入ってないのかと言えば、一応入っています。
どれくらい入っているのかというと、「缶コーヒー」という商品には100ccに5グラム以上は入っています。
一本250ccだと、15グラムってことです。
因みに私がホットを提供するときは、150ccで15グラムのレギュラーコーヒーを使います。
缶コーヒーはただでさえ質の悪い珈琲豆を使っているのに、量も絶対的に足りていません。
足りていない風味を付け足すために、人工香料で珈琲の香りを補っているのです。
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缶コーヒーの事をもう少し書くと、「缶コーヒー」には若干レギュラーコーヒーが使われていますが、「コーヒー飲料」には、ほとんど珈琲が入っていません。
どれくらい入っているのかと言えば「コーヒー飲料」には、100ccで2.5グラム入っています。
上の「コーヒー入り飲料」ミルク珈琲になると、さらに少なくなって、100ccで1グラム入っていれば良くなります。
300ccくらいだとすると、3グラム珈琲豆を使えば良いことになります。
(/・ω・)/
ここまで来るともはや「珈琲」という言葉を使うのもは憚られます。
正確な商品名にするなら、「コーヒー風味の乳化剤砂糖飲料」でしょうか。
「人工香料 + 乳化剤 + 多量の砂糖」がその中身です。
お腹を壊したり、アレルギーを発するのも当然です。
缶コーヒーが一概にダメとは申しませんが、そのような商品であると分かったうえで、飲まれると良いと思います。
まとめ
珈琲を飲んで、アレルギー反応を示す人はとても多いです。
しかし、大抵の場合、コーヒーそのものに問題があるのではなく、添加されている別の物に問題があります。
珈琲を飲んでアレルギー反応が出た方は、一度新鮮なレギュラーコーヒーを試されることをお薦めします。( ^^) _旦~~
新鮮なレギュラー珈琲セットは下のリンクから買って頂けます。(^_-)-☆
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