コーヒーは胃痛・胃もたれの原因か?
すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。
珈琲飲むと胃が痛くなるんだよね。
珈琲豆が古いのが原因です。
カフェインが原因なのじゃ?
カフェインはお茶や栄養ドリンクにも入ってますよ。
なるほど。。お茶飲んでも胃が痛くならないな。。
珈琲を飲んで胃を壊す人ってすごく多いです。
珈琲で胃を壊した人はコーヒーが飲めなくなるので、その方にとって珈琲はこの世に存在しない物になってしまいます。
一方新鮮な焼立て自然栽培珈琲を飲んで、胃を壊した人は見た事ありません。
しかし、安売りの古いコーヒーを飲んで胃を壊したという話はしょっちゅう聞きます。
(下記事参照)
今回は、なぜ珈琲が胃にくるのか、又胃もたれしない珈琲はあるのか?という事について書きたいと思います。
胃痛の原因は何か?
珈琲で胃痛になる原因を多い順で並べると
- 焙煎が古く珈琲が酸化・腐敗しているから
- 甘味料等の食品添加物入り珈琲だから
- 農薬や化学肥料で栽培された珈琲豆だから
- 浅煎りの焙煎珈琲豆で生焼けだから
です。
(食品添加物については👇参照)
胃痛が起こる大半の原因は、焙煎鮮度が悪くて珈琲オイルが酸化・腐敗しているからです。
珈琲豆は20%位、植物性油脂で出来ています。
アブラを常温で保存すれば腐敗するし、それを飲めば胃痛を起こします。
たとえ胃痛にならなくても、気分が悪くなったり、胸やけを起こします。
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無理して珈琲飲まなくていい
珈琲が飲みたいので、牛乳を入れたりコーヒーフレッシュを入れて、胃の粘膜を保護してから飲まれる方が沢山います。
かく言う私の伴侶ネコママも、わたしの珈琲に出会うまでは、ミルクを入れてごまかしながら我慢して珈琲を飲んでいたそうです。
(下記事参照)
何かの事情で、やむに已まれず珈琲を飲まなければならない場合を除いて、無理してお腹を壊す様な珈琲は飲まない方が良いです。
もし、酸化・腐敗した珈琲豆しか手に入らないのでしたら、無理して飲まず別のドリンクにする事をお薦めします。
胃痛になる間違った見解
珈琲の胃痛の原因をネットで調べると、判で押したように間違った原因が列挙されています。
多分検索上位で見つけたサイトを適当にリライトコピーしたからでしょうね。
余りに間違った見解だらけで読んでいてゲッソリします。。。
間違った見解を列挙すると
①カフェインが原因
珈琲と同じくらいカフェインが入っている、栄養ドリンクや緑茶を飲んで胃痛になりますか?
殆どの人は成らないと思います。
ただ、もともと胃酸過多の人がカフェイン飲料を飲む場合は別です。
カフェインは胃酸の分泌を促すので、胃酸過多の人が珈琲を飲む時は、アフターにした方が良いです。
風邪薬を食後に飲むのは胃酸過多にならないためです。
私はすきっ腹に珈琲をがぶ飲みしても大丈夫ですが、胃酸過多の人はアフター珈琲にした方が良いです。
また逆にコーヒーは胃酸の分泌を促してくれるので、消化を手助けしてくれます。
消化が弱い人はアフター珈琲を積極的に取り入れると良いです。
(関連記事👇)
②クロロゲン酸が原因
クロロゲン酸とリンゴ酸は約8割成分が同じです。
リンゴを食べて胃が痛くなる人はまず居ないでしょう。
精製された純粋なカフェインやクロロゲン酸を取れば、効き目が局所的で劇的になるので、胃痛の原因になるかもしれません。
いわゆるサプリメントや薬ですね。
自然な食品からカフェインやクロロゲン酸(ポリフェノール)を取る場合は、ミネラルも一緒に取るので、その効果・効能はゆっくりです。
同じ物質のカフェインやクロロゲン酸でも、自然な食品から取るのと、精製された純粋物質から取るのとでは、その効果効能は全く別物になります。
何か良い物を食べる時は、体のミネラルを消耗する精製サプリメントではなく、もともとミネラルを含んでいる自然食品から取る事を強くお勧めします。
まとめ
珈琲で胃痛になる人や、珈琲の存在に否定的な方が多くとても悲しく思います。
また、一度食品に対するアレルギーを起こしてしまうと、その誤解は中々払拭できません。
世の中の珈琲や食品が少しでもまともになる様にと、祈願するばかりです。
胃痛にならない、焼立て自然栽培珈琲は、下のリンク先でお買い求めください。
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