コーヒーとアルコールの関係
すぎた珈琲の(@sugitacoffee)焙煎士が書く、コーヒー専門サイトへようこそ。
珈琲だけが楽しみなんだ♡
お酒は飲まないんですか?
うん。珈琲しか飲まない♡
お酒飲む人は大体珈琲飲まなんですよね~
そうなの?お酒に比べれば珈琲って体にいいし安いし
ですね。良い珈琲なら飲みすぎても害はないですよ♡
長年珈琲豆屋をやっている経験からいうと
珈琲を飲む習慣のある人はアルコールをあまり飲みません。
逆に飲酒を日課にしている人は珈琲を愛飲していないです。
男性のお客様にコーヒーを愛用している理由を聞くと、大抵こんな返事が返ってきます。
「お酒飲まないからね、珈琲飲んでるの。アルコールに比べれば安いもんだよ。体にもいいしね。」
約20年珈琲豆を販売していて、珈琲とお酒両方を多量に飲む人はたったの一人しかいませんでした。
上記から考えられる事は
お酒の消費量と珈琲の消費量は反比例の関係にある
ようです。
という事で、今回はアルコールとコーヒーの関係について話したいと思います。 ^^) _旦~~
珈琲は二日酔に効く
珈琲とお酒は正反対の飲み物と言いましたが、二日酔いの人にとって珈琲は救世主になります。
二日酔になると血管が拡張して血流が阻害され、分解しきれなかったアセトアルデヒドが体の自由を奪います。
珈琲のカフェインは血管の収縮作用があるので、血流を改善させ頭痛を取り去ってくれます。(頭痛の事は下参照)
また珈琲はアルコールが分解されてできた、アセトアルデヒドを水にするので速やかに二日酔いを改善してくれます。
珈琲は肝臓の救世主
珈琲は肝臓に非常に良い効果があります。
肝臓は沈黙の臓器と言われており、なかなか悲鳴を上げません。
しかし一旦悪くなると大抵取り返しがつかないくらい悪化しています。
肝臓に対する効果的な薬や治療はないのですが、珈琲の常飲は肝硬変・肝臓がんのリスクを半分以下にしてくれます。
お酒と珈琲両方を多量に飲むお客様は、痛風でもあったのですが、珈琲を多量に飲む理由を聞くと、肝臓を労わるためと言っていました。(もちろん珈琲も好きでした)
お酒を飲んで脂肪肝へ移行している方は珈琲の常飲をお薦めします。
(珈琲は肝硬変を食い止める)
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お酒は肉体労働・珈琲は頭脳労働
ヨーロッパでは珈琲が現れるまで、ビールやワインなどのアルコールが日常的に飲まれていました。
子供に食べさせるお粥までビールで炊いていたくらい、アルコールが日常に浸透していました。
高い飲酒の理由は欧州での労働は農作業等、体を使うものだったのでカロリーの高いアルコールが最適だったのです。
しかし文化が発達すると、肉体労働から頭脳労働への比率が高まり、アルコールに代わる飲み物として珈琲が台頭するようになりました。
(お酒は肉体労働の必需品)
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珈琲は覚醒・お酒は酩酊
珈琲とお酒の精神に及ぼす作用ですが、代表的なものと言えば
珈琲は覚醒作用・お酒は酩酊作用
です。
覚醒と酩酊はいわば真逆の効果です。
現代ビジネスマンが珈琲を多飲するのは、頭脳をクリアーに保つためです。
酔っぱらっていたら、メールもまともに見られないでしょう。
お酒やコーヒーを飲む時は、どういった精神状態になりたいかで選ばれると良いでしょう。
(お酒のリラックス作用は心の境界を取り去る)
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まとめ
お酒と珈琲の関係をいろいろと書きました。
アルコール飲料とコーヒー飲料の効果は見たところ真逆です。
その消費量もどちらかに偏りがちです。
しかし、お酒の害毒をコーヒーは打ち消す事ができます。
アルコールを飲まれる方は、その半分をコーヒーにする事で、人生をより豊かにできるものと思います。
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