コーヒーカップは何がいいですか？柳宗理デザインがおすすめ
すぎた珈琲（@sugitacoffee）焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。
すぎた珈琲では、以前喫茶営業もしていました。（現在は豆販売だけです）
その時どんなカップにすれば、珈琲が最も美味しくなるか、いろいろと研究しました。
で、たどり着いたカップが柳宗理のカップアンドソーサーでした。
故、柳宗理はインダストリアルデザイナーで、彼の設計思想は
余計な物を極限まで削ぎ落してシンプルな作りにする事でした。
今はやりのミリマリストに通じるのかな？
今回はそんな珈琲を飲むために必須のアイテム、コーヒーカップについての考察です。(^^♪
人は視覚で生きている
現代人は取得する情報の80%以上を視覚から得ています。
個人差もあるでしょうが、五感のうち主に視覚を使って生きているという事です。
ですので、極論すると
見た目を押さえれば、人の五感をある程度コントロール出来る。
という事です。
例えば、黒いカップにコーヒーを入れると苦みを強く感じるし、白いカップに入れると甘味が増すといった具合です。
あら？もう答え言っちゃいましたねｗ
珈琲の味を引き立てるには、ダーク系のカップでなく、白磁のカップにすると良いです。
(白磁のカップは珈琲の味を引き立てる)
View this post on Instagram
珈琲カップには四つの役割がある
珈琲カップには四つの役割があります。
- 見た目
- 保温性
- 口当り
- アロマ
です。
４つのうち、一番人に影響を与えるのは見た目です。
紅茶のカップは一般的に平べったい形をしています。(下写真参照)
View this post on Instagram
珈琲カップと違い、なぜ平べったい形をしているのかと言うと、紅茶の色を見るためです。
平たい形をしていると、保温力が弱まります。冷めやすくなるのですね。
なぜわざわざ冷めやすい形状にしたのかと言うと、
保温力を捨てて、見た目を取ったからです。
一方珈琲は、こげ茶色をしているので、平たいカップに入れても見た目は殆ど変わりません。
ですので、ある程度目深なカップにして、保温性を高めたわけです。
理想の珈琲カップの形状
珈琲にしろ、紅茶にしろ、カップから立ち上るアロマを胸いっぱい吸い込みたくなりますよね。
カップの間口は広ければ広いほど、アロマが立ち上ります。
これらを総合して考察すると、コーヒーカップの理想的な形状は、
持ちやすいくらい目深で、間口が広い逆三角形
と言う事になります。
(間口が広く目深の逆三角形が珈琲の味を引立てる)
View this post on Instagram
カップの口当りは？
珈琲カップを選ぶうえで、最後に考慮する所は触感です。
つまり手触りと口当りです。
珈琲を入れる焼き物の材質ですが、大きく分けてツルッとした手触りの磁器と、土の触感がする陶器があります。
これは好みなので、どちらでもいいと思います。
ただ、耐久性を考えると、半ガラス状の磁器に軍配が上がります。
喫茶店や、ホテルなどの飲食店では圧倒的に磁器製の器が使われているのは、耐久性の差です。
(下の陶器は温かみがある)
View this post on Instagram
まとめ
珈琲を入れるカップについていろいろと考察してきました。
個人の方で珈琲をどんなカップに入れるかは、お好みで良いと思います。
沢山飲まれる方なら、ステンレスのマグカップが最適かもしれません。
ただ、飲食店で使われるカップでしたら、柳宗理のカップ&ソーサーが理想的なものになります。
つまり、
- 耐久性がバツグンである
- 珈琲の風味を最大化する
- リーズナブルな価格
- ロングセラーで買い足せる
当方は、下記楽天から購入しています。
【100-1500円offクーポン&ポイントバック祭】柳宗理/セラミック/カップ&ソーサー/コーヒーカップ&ソーサー/ 白
最後まで読んで下さりありがとうございました。(^^)/
